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身辺調査の概要と目的
身辺調査の概要と、どのような目的で実施されるのかについて、探偵社への実際の依頼内容をもとに説明します。
身辺調査とは?
身辺調査とは、年齢・学歴・職業・住所などの身元情報や、普段の行動を調べることです。
メニューの詳細は調査目的によって変わります。
相手のことをこっそり調べることに抵抗を感じる人もいますし、批判する人もいます。
しかし、リスクの大きいことを任せる相手や不審な点がある時は、ぜひとも調査すべきです。
個人で身辺調査の目的-1.結婚調査
探偵で一番多い仕事は浮気調査で、仕事件数全体の7割ぐらいを占めます。
浮気調査は身辺調査の一種と言えなくもないですが、普通は身辺調査に含めません。
浮気調査を含めないものとすると、個人での身辺調査の目的は、大半が結婚相手の身元調査です。
差別につながるような結婚調査は今日では違法ですし、おすすめしません。
しかし、「自分で言っているような勤務実態がないのでは?」とか、「他の交際相手がいるのでは?」という疑いがある時はぜひ調査すべきです。
結婚詐欺やギャンブル依存症、DV癖などの疑いがある時も調査なしで縁談を進めるわけにはいきません。
【TBS「犯罪列島2019」での結婚詐欺調査】
行動調査(尾行と隠し撮り)をすれば、色々な事がつかめます。
本人が言っている会社に通勤している様子はなく、毎日昼過ぎに起きてパチンコ屋に入り浸っているのがわかることもあります。
あるいは、既婚者で子供までいて仲良く暮らしている画像が入手できることも。
相手の親が非常識なモンスターペアレントとか、兄弟がヤクザとかいった情報は聞き込み調査でつかめます。
結婚の失敗による人生の時間の喪失を防げるなら、探偵の調査費は十分割に合うはずです。
探偵が語る結婚調査の実態
【原一の探偵と高野アドバイザー】
現場に出る探偵は、顔を知られると調査に支障が出るのでモザイク加工しています。
結婚相手の身元調査とはどのような調査方法で何がわかるのか?
この問題について、探偵・興信所業界トップの原一探偵事務所で取材してきました。
全国18カ所に拠点を展開する、創業43年の大手有名探偵社です。
取材日時は2018年2月16日、場所は同社の本社(埼玉県)でした。
結婚身元調査について聞けた話
- 調査内容はおまかせでなく、知りたいことを調べないと意味がない
- その意味で、従来の結婚調査は現代のニーズとずれてきている
- 実家の家柄より本人の普段の行動や評判を調べる依頼が増えている
- 調査でこんな恐ろしいことがわかることがある
- 探偵の聞き込みが下手だと発覚→破談になるもと
- 尾行や聞き込みの具体的なプロのテクニック
- 法を犯してまで戸籍情報を入手する意味はあるのか?
- 破産歴や犯罪歴を合法的に調べる方法
個人で身辺調査の目的-2.結婚調査以外
結婚調査以外の身辺調査でも、個人からの依頼は親族が調査対象である場合が大半です。
例えば、親。
老親が財産目当ての再婚話や、詐欺商法、新興宗教にのめりこんで、財産を取られかかっている疑いがある場合。
子供からすれば将来の相続遺産が消失する危機であり、深刻な問題です。
身辺調査をすれば、何が起きているのかつかめます。
信じ切って何を言っても聞かない人を説得する上でも、第三者が把握した怪しい証拠が一番効きます。
あるいは子供。
一人暮らしをしている子が、学校や仕事には行っているのか、おかしな輩とつきあったり、風俗勤めなどしていないか。
最近、お金の無心がひどいが誰と付き合って何に使っているのか、など。
あるいは親の死に伴う相続に向けて、兄弟の様子を探る依頼などもあります。
プロ探偵に聞く「結婚調査以外の身辺調査」
【原一の新宿拠点スタッフ】
現場に出る探偵は、顔を知られると調査に支障が出るのでモザイク加工しています。
2018年9月6日は原一探偵事務所の新宿拠点を訪ね、このテーマで取材を行いました。
依頼者の特定につながる詳細は伏せた上で、さまざまな事例を教えてもらいました。
- 娘の苦しむ姿を見かねて婿の浮気調査を依頼する父親
- 遺産分割のために25年間行方不明の兄の捜索を依頼
- 財産目当ての女に調査をかけ、独身老父の目を覚まさせた兄弟
- 認知症の父を金づるにするホステスを調査で阻止
- うぶな息子の交際相手が女結婚詐欺師と判明
- 脱引きこもりのために一人住まいを始めさせた息子の近況を調査
企業での身辺調査の目的
企業においても、身辺調査は有用なリスク回避方法です。
- 外回り営業マンのサボり調査
- 長期休業者の労災不正受給調査
- 採用予定者の確認(特にコストもリスクも高い幹部クラス中途採用)
- 産業スパイや社員引き抜きなどの調査
こういう問題を放置すると、その社員が消費する給与や経費はもとより、企業秘密の漏洩、既存社員の士気低下など、多くの損害が発生します。
有害な社員の給与数か月分の調査費で防げるなら、これも安い買い物であるはずです。
身辺調査の実行方法
【腕時計型隠しカメラの使用実演】
ここでは身辺調査を実際にどのように行うのかという技術面の話をします。
すべて一流探偵社への取材に基づくリアルな情報です。
身辺調査の調査技術
身辺調査に使われる調査技術は、主に「行動調査」と「聞き込み調査」の2つです。
行動調査
行動調査とは、調査対象を尾行して画像(写真、動画)で行動を記録していくことです。
尾行は二人以上のチームで行います。
長時間の尾行でトイレに行かないのは不可能なので、単独尾行は考えられません。
もちろんチームを組む理由はそれだけではなく、接近して尾行する役目を頻繁に交代することで、気づかれにくくするのが第一の目的です。
ほかにも発覚(バレる)や失尾(見失う)を防止するための様々なチームプレイテクニックがあります。
車で相手を追う車両尾行もチームで行われ、特別なスキルがないと発覚・失尾・交通事故などを招きます。
隠し撮りの技術もまた難しく、大変な訓練を要します。
相手に気づかれてはダメですが、ピントがボケていたり、画像が暗かったのでは何の証拠価値もありません。
撮影には、望遠ビデオカメラ、コンパクトカメラ、アクションカム、眼鏡やタバコなどに偽装したカメラ、暗視カメラなど、状況に応じた機器が使われます。
【探偵の尾行(原一の公開尾行訓練より)】
聞き込み調査
これは周囲の人から調査対象についての情報を聞き出す調査です。
ただ、刑事ドラマの聞き込みをイメージする人が多いですが、探偵があんな風にしてもうまく行きません。
探偵には捜査権も警察手帳もないので、ダイレクトに聞いてもまともに答えてもらえないことが多いのです。
しかし、それを承知で強引な聞き込みをやる探偵社も多いです。
すると極めて大きな発覚のリスクを冒すことになります。
「探偵みたいなのが、おまえのことを調べに来たぞ」という報せが調査対象に届いてしまう。
調査が発覚すれば大きな問題が起こる可能性があり、結婚調査なら最悪は破談です。
だから聞き込み調査を依頼する探偵は慎重に選ぶ必要があります。
まず、発覚防止に最大限の注意を払うプロの倫理観を持っており、かつ発覚を防ぎながら結果も出せる技術を持った探偵社を選ばねばなりません。
その他の調査
補助的に各種の行政書類調査が併用される場合もあります。
例えば、破産歴などを調べる官報調査。
新聞報道歴調査をすれば、報道された犯罪については犯罪歴がわかります。(逆に表彰されたりなど、良い経歴がわかることもあります。)
相手が不動産を所有している場合には不動産登記簿を、会社を所有している場合には商業登記簿を調べることも可能です。
以上はすべて合法な調査。
しかし、戸籍情報、信用情報機関の信用情報、警察が管理する犯罪歴情報などを第三者が入手するのは違法です。
身辺調査の受託業者
身辺調査の実行には、興信所あるいは探偵事務所と呼ばれる業者を使います。
(興信所と探偵社は同じものと捉えて大丈夫です。)
費用を節約するために自分でやろうなどと考えるのはやめておきましょう。
時間ばかりかかって何もわからないか、調査が発覚して大きな問題が発生するかのどちらかになります。
一度失敗した後での調査は非常に難しくなり、プロに頼み直しても容易には進まず、費用も跳ね上がることになります。
限られた時間で確実に成果を出せる、調査力の優れたプロを選んで、最初から任せることです。
身辺調査におすすめの探偵社
興信所・探偵社は業者数が極めて多いのに、情報は極端に少なく、信頼できる業者選びに苦労します。
当サイトでは、取材に基づいて信頼できると判断した探偵社を紹介しています。
【原一本社ビル(自社ビル所有の探偵社は極めて稀)】
業界でトップの歴史・規模・技術・知名度を誇る探偵社です。
探偵業界は、個人業者・零細企業が参入と廃業を繰り返している世界ですが、この会社は長い歴史と全国規模を誇る例外的存在です。
- 創業47年
- 全国18拠点(札幌/仙台/高崎/千葉/埼玉(川越・大宮)/東京(日本橋・新宿)/横浜/静岡/名古屋/大阪/神戸/岡山/松山/広島/福岡)
- テレビの人探し・詐欺解明番組などに技術協力しており、メディアで高知名度
【テレビの人探し番組】
高い技術力と充実した装備
上に述べたようなことだけでもかなり信頼感のある探偵社だと思いますが、技術力と装備の面でも群を抜いた存在です。
身辺調査には、主に行動調査と聞き込み調査という調査手法が用いられることをすでに説明しました。
行動調査
行動調査とは、尾行して隠し撮りで行動を記録していくものです。
チーム尾行の連絡手段は、一般的にはスマホを用いている探偵社が多いですが、原一さんは業務用デジタル無線です。
これは警察と同レベルの通信環境であり、安定性や秘匿性に優れます。
1台10万円以上の高額なこの機器を、探偵各人と車各社に1台ずつ配備すると取材で伺いました。
【デジタル業務無線】
車両尾行は、怪しまれたらすぐ車を替えられるよう、車を大量に保有している方が有利です。
都内は車の維持費が高いため、都内の零細探偵社は車が1台しかない場合も多いですが、そうなると怪しまれた時に手が打てません。
原一さんの場合、100台以上の自社車両を車種・カラー・地域ナンバーのバリエーション豊かに保有しています。
さらに、渋滞時の車両尾行などで力を発揮する、機動性に富んだバイク部隊も充実しています。
【バリエ豊かな大量の車両とバイク】
このように装備力は圧倒的な上に、技術力もすごいものがあります。
原一探偵事務所は尾行訓練をメディアに公開している唯一の探偵社なのですが、筆者も一度参加させてもらったことがあります。
ここに詳細を述べるスペースはないのですが、とにかく圧倒されたことだけはお伝えしておきます。
聞き込み調査
聞き込みは尾行以上に難しく、リスクの大きい調査です。
刑事ドラマのような聞き込み方をしてもまともに答えてもらえることはほとんどなく、相手に調査をしていることが伝わる危険が増すばかりです。
警察は法律で捜査権が認められており、警察手帳を見せるから正直な話が聞けるのです。
民間人の探偵が同じことをやっても、「怪しい奴だな」と思われて拒否されることが多いです。
この聞き込み調査において、原一探偵事務所は特別なスキルを持った専門部隊「特殊調査部」を持っています。
【特殊調査部の探偵S氏(左)とM氏】
現場に出る探偵は、顔を知られると調査に支障が出るのでモザイク加工しています。
その方法は「相手が聞き込みされたことさえ気づかない聞き込み方法」です。
原一さんとの約束なので具体的な方法を詳しく明かすことはできませんが、特別な資質がある人が十分訓練しないとできない方法です。
このように発覚リスクの低い安全な調査方法を取っている上、発覚を絶対防ぐという強い責任感も持っています。
こうしたことから、聞き込みを伴う調査では原一さんは非常におすすめできる探偵社です
行政書類調査
原一さんでは下記の合法的な行政書類調査はすべて実行可能で、結婚調査の場合は標準でついてくるとのことです。
官報調査 | 自己破産や個人再生の申立て履歴があればつかめる。 |
---|---|
新聞調査 | 犯罪歴のうち、報道されたものはつかめる。逆に表彰や受賞など、よい情報がわかることも。 |
不動産登記簿調査 | 対象が家や土地を持っている場合に実施。所有者名義や不動産を担保にした借金がわかる。 |
商業登記簿調査 | 対象が法人企業を持っている場合に実施。会社の概要がわかる。 |
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これまでの取材を経て、当サイトは原一探偵事務所と良好な関係にあり、当サイトの読者にお得なクーポンを出してくれています。
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メディアでも活躍する有名な女性創業社長が率いる業歴15年の大手探偵社。
首都圏に10拠点と、名古屋・大阪に拠点を持つ全国対応。
東京本部 / 東京駅前 / 新宿駅前 / 品川駅前 / 横浜駅前 / 大船駅前 / 千葉駅前 / 仙台駅前 / 八王子駅前 / 大宮駅前 / 名古屋駅前 / 大阪
【MR探偵社の岡田社長】
女性相談員のカウンセリング力に力を入れており、アフターフォローが充実しています。
調査結果が出た後に、その結果をもとにどう行動すべきか相談に乗ってくれます。
フリーダイアル:0120-730-553
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【HAL探偵社ホームページキャプチャ】
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浮気調査の中でも一番大切な部分に内容を絞ることでコストダウンをはかり、大幅に低い価格でサービス提供しています。
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おすすめサイト
探偵の仕事の7割は浮気調査で、零細企業では浮気調査専門の会社も多いです。
浮気調査はホテル出入りを押さえるという大目的があり、ある意味定型的です。
しかし、身辺調査となると尾行・撮影という調査手法は同じでも、目的はケースによってさまざまです。
特定のシーンだけ押さえればほぼほぼ成功というものではありません。
目的に関係しそうなシーンはこまめに丁寧に撮っておくべきです。
浮気調査しか経験がないと、その辺に気が回らず、ただ漫然と尾行していることになりやすい。
やはり、こういうものは経験の幅の広い大手の方がよさそうです。
下記のサイトは大手有名社を中心に訪問取材でコンテンツを作っているサイトです。
きっと依頼先選びの参考になるはずです。