不幸な結婚や結婚詐欺を防ぐために
ぜひとも身辺調査すべき場合とは?
結婚相手の身辺調査は昔は普通のことでしたが、最近は差別につながるといった批判もあって減ってきています。
確かに必ず決め事のようにする時代ではないでしょう。
しかし、下記のような場合はぜひともすべきです。
- 幸福な結婚生活ができる相手か疑念がある場合
- 結婚詐欺の疑いがある場合
- 当方が相当の資産家である場合
1.幸福な結婚生活ができる相手か疑念がある場合
具体的には下記のような場合です。
- 職業が曖昧で本当の収入がよく見えない人
- 離婚歴がある、特にバツ2以上の人
- DV歴・ギャンブル癖・浮気癖などが疑われる人
- 大きな借金が疑われる人
職業については高収入と言っていても、親には理解しにくい仕事も多いです。
IT関係、コンサルタント、コーディネーター、プロデューサーなどの肩書です。
きちんとした知的専門職として確立している場合もありますが、虚飾の場合も多いので、わからないならチェックしたほうがよいです。
離婚歴があるからダメとは言い切れませんが、繰り返す人はそれなりの理由があることが多いものです。
重大な理由がある場合は、ちょっと調べただけで出てきます。
今日、戸籍情報を他人が請求したり、犯歴を調べたりするのは違法です。
しかし、聞き込みや行動調査(備考)といった合法的調査で必要なことはだいたいわかります。
ギャンブル癖や女癖のある人は長期間我慢できないので、数日も観察すれば必ず該当する行動が観察できます。
DV癖なども以前の住所の近所で聞き込みをすればわかることが多いです。
サラ金や新興宗教施設への出入りも行動調査でつかめます。
2.結婚詐欺の疑いがある場合
先に述べたのは、結婚したい気持ちは本当だが資質に問題がある場合です。
しかし、はなから結婚詐欺の場合もあります。
下記リストに複数該当する場合は注意が疑いが濃厚です。
- 自分の部屋に決して招かない
- 一時的に大金を立て替えてほしい状況が発生している
- お金を貸している・貸したことがある
- 結婚の話をしているのに、自分の親に紹介したり、相手の親に会おうとする気配がない
- 多忙で会える日が限られている
- IT関係、医師などの高収入な知的職業だが、勤務先などは不明
- 高級車・ブランド品などで固め、容姿も魅力がある
男は好きな女性を自分の部屋に呼びたいのが普通です。
呼ばないのは、絶対に何か事情があります。
結婚詐欺師は、複数の女性と同時交際しているため、自分の部屋に呼んだり、何日も連続して一緒に過ごしたりしません。
お金については、羽振りのいいはずの人が付き合って数か月後に大金が必要な事情が発生するというのがお決まりの手口です。
大口の仕事が入った、仕事仲間が裏切った、親の手術代が必要になった、などなど。
1か月後にお金が入るので、それまででいいんだが困ったな、などと言いながら、自分で何とかしようとしている素振りを見せます。
「あたしが立て替えてあげる」と自分から言うように仕向けるのです。
最初は小さく借りてきちんと返済して信用を付け、次に大きく借りて姿を消す場合もあります。
そもそも交際している女性からお金を借りること自体、異常なことですから、たとえ返済済みでも借りたことがあるという事実は重視すべきです。
3.当方が相当の資産家である場合
これはやはり資産目的という場合があるので、チェックしたほうがいいです。
家柄が釣り合うかといった問題もあるかもしれませんが、それ以上に心と行いの卑しい者を一族に入れないことが大切です。
相手の動機と普段の生活ぶりに疑念がある場合や、相手の親が挨拶もできないような人の場合は、親戚になるのは無理でしょう。